キャッシング・ローン 返済方式の解説
キャッシング・ローン 返済方式の解説
キャッシング・ローンの基本的な3種類( 元利均等返済方式・元金均等返済方式・リボルビング返済方式 )の返済方式を解説。
元利均等返済方式
  • 毎月の返済額(元金、利息の合計)を均等にした返済方式です。住宅ローンなどの高額で長期のローンに用いられる事が多い返済方式です。
  • 【長所】
    1:毎回の返済額が一定なので返済計画が立てやすい。 2:返済するにつれ、元本が増加、利息減少。 3:元金均等返済に比べると当初の返済額が少なくて済む。
  • 【短所】
    1:元金均等返済に比べると、総返済額が多くなる。 2:追加利用が難しい。
  • 【計算式】
    毎月の返済額={ 借入金額 × 利率 ×(1 + 利率 )返済回数 } ÷ { ( 1 + 利率 )返済回数 − 1 }
    支払利息の合計額=( 毎月の返済金額 × 返済回数 ) − 借入金額
    ※利率は、月利(年利/12)を用いる。
  • 【計算例】
    借入金額:20万円 実質年利:18.0% 支払回数:6回(半年) 追加借入:なし
    回数返済額 (円)内元金 (円)内利息 (円)残高 (円)
    総計210,627200,00010,627200,000
    135,10532,1053,000167,895
    235,10532,5872,518135,308
    335,10533,0762,029102,232
    435,10533,5721,53368,660
    535,10534,0761,02934,584
    635,10234,5845180
    総返済額=210,627円  支払利息の総額=10,627
  • 関連:元利均等返済シミュレーション
元金均等返済方式
  • 毎回の元金の返済額を均等にした返済方式。支払回数に応じて毎月の支払額が減る仕組みになっています。
  • 【長所】
    1:毎回確実に均一に元金部分が減少、これにつれ利息も減少する。 2:元利均等返済に比べると、総返済額が少なくてすむ。
  • 【短所】
    当初の返済額が多めになります。
  • 【計算式】
    各月返済額={ 借入金額 ÷ 返済回数 } × { 1 + ( 返済回数 − 計算対象の回数 + 1 ) × 利率 }
    支払利息の合計金額={ 借入金額 ÷ 返済回数 } × { [ ( 返済回数 + 1 ) × 返済回数 ] ÷ 2 } × 利率
    ※利率は、月利(年利/12)を用いる。
  • 【計算例】
    借入金額:20万円 実質年利:18.0% 支払回数:6回(半年) 追加借入:なし
    回数返済額 (円)内元金 (円)内利息 (円)残高 (円)
    総計210,500200,00010,500200,000
    136,33033,3303,000166,670
    235,83433,3342,500133,336
    335,33433,3342,000100,002
    434,83433,3341,50066,668
    534,33433,3341,00033,334
    633,83433,3345000
    総返済額=210,500円  支払利息の総額=10,500
  • 関連:元金均等返済シミュレーション
リボルビング返済方式
  • 通常の分割返済は利用額や支払い回数によって毎回の返済額が決まりますが、リボルビング返済は月々の支払金額をあらかじめ決め、次に利用した金額によって返済回数が決まる返済方式です。算出方法によって、さらにいくつかの返済方式に分類されます。
  • 【長所】
    利用限度額の範囲の中で何度でも利用でき、返済額が一定なので毎月の負担が少ない。
  • 【短所】
    1:新たに借入を行えば、その分返済期間も延びるので、全体の債務が把握しにくい。 2:返済の完了時期がわかりにくい。
  • 主要なリボルビング返済方式の一覧

    ■ 定額リボルビング方式 【 2種類 [元利定額] [元金定額] 】

    @ 元利定額リボルビング方式
    元金と利息の合計が毎月定額、支払額は最後まで変わりません。返済が進むにつれ、返済額に占める利息と元金の割合が変わります。
    返済額に占める利息と元金の割合 ⇒ 返済初期:利息割合>元金割合  返済後期:利息割合<元金割合

    A 元金定額リボルビング方式
    毎月一定額の元金を支払い、それに利息をプラスしたものが毎月の返済額になります。支払い回数が進むにつれて返済額が少なくなります。

    ■ 元金定率リボルビング方式
    毎月の元金に充てる金額は一定ではなく、残高の数%となる方式です。支払い回数が進むにつれて月々の支払額は少なくなっていきます。

    ■ 残高スライドリボルビング方式 【 3種類 [元利定額] [元金定額] [元利定率] 】
    毎月の返済額・最低支払額が借入残高に応じてスライドします。スライドされる部分によって3種類に分類されます。

    @ 残高スライド元利定額リボルビング方式
    借入残高によって、定額(利息額を含む)が見直されるリボルビング方式です。キャッシングでは最も一般的な返済方式です。計算方法は、元利定額リボルビング方式に準ずる。

    A 残高スライド元金定額リボルビング方式
    借入残高によって、利息を含まない定額(元金の一定支払額)が見直されるリボルビング方式。計算方法は、元金定額リボルビング方式に準ずる。

    B 残高スライド元利定率リボルビング方式
    借入残高によって、定率が見直されるリボルビング方式。計算方法は、元利定率リボルビング方式に準ずる。